2023年05月28日

最近の出来事 2023.5/夢見ヶ崎動物公園


5月版 『夢見ヶ崎動物公園・最近の出来事』 です。

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この季節、花の主役はアジサイ。

陽当たりの良い場所では既に満開だった。(5/26撮影)



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GWの後半に気温が30℃近くまで上昇した日があった。

マーコールは、日光浴。



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オグロプレーリードッグも日光が気持ちよさそう。



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暑さが苦手なシセンレッサーパンダは、クーラーの効いた部屋で昼寝。



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変な態勢で熟睡している子がいた (笑)




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カミツキガメも珍しく地面に伏せていたけど、これも日光浴だったのかな?




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暖かくなってきたので、ホンドタヌキのゲンマイの毛もだいぶ抜けてきた。

顔つきがスッキリして “美人タヌキ” に磨きがかかっていた。



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鳥インフルエンザが終息したのか、展示室を覆っていたアクリル板が撤去されていた。

久しぶりにオオタカがハッキリと見えた。 (5/27撮影)



この時季になると、動物公園に新たな命が。

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マーコール舎に産まれたての赤ちゃんがいた。

まだ、体が濡れている。(5/12撮影)



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赤ちゃんは、既に5頭くらいいるようだ。



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今年最初のホンシュウジカの赤ちゃんにも会うことができた。

産まれて間もないようだ。(5/27撮影)



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先月、巣箱から出てきたアメリカアカリスの子どもは元気。

ひとりで金網のトンネルを走り回っていた。



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乳離れをしたのかな? 小松菜を食べていた。

2頭目の子が巣箱の穴から顔を出していたように見えたんだけど、まだ確信が持てない。



【その他の出来事】

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新たな展示を発見。

以前いた、ヘラジカの角。

1本が約2.5kgてあるから、頭に5kgも乗せてたんだね。



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ヤギのライ♀が、飼育員さんに甘えていた。

隣にいるロバのカグヤ♀がヤキモチをやきそう。



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視力が落ちてしまったマーコールのグラタン。 

その後、心配していたけど、元気そうだ。



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普段通りに、鉄の柵をハムハムしていた。
(鉄分補給?)



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クチバシを怪我して入院していたコバタンのタタラは、無事、展示に戻っていた。 (5/25撮影)

でも、以前と比べると大人しい感じ。



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反対に、ヒメは最近ノリがいい。




GW頃からフサオマキザルを連れた来園者を見かけるようになった。

昨日、namiemiが声をかけて、その子と交流を果たすことができた。

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とても人懐っこい、まだ1歳の男の子。

おじさん好きだそうで、若い男子や女性には懐かないそうだけど、namiemiには寄ってきてくれて、甘えていた。



おじさんの私には、更にベッタリ!

顔にピタッとくっ付いて離してくれない。

目の上や鼻を甘噛みするんだけど、それが結構強め。

嬉しいやら、困ったやら。(笑) 


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とても嬉しい出来事でした〜

posted by 代表 at 14:34| 動物・植物

2023年05月13日

ポピーが開花


ベランダのプランターで育てていたポピーが、現在、花盛りだ。

種は郵便局の窓口でいただいたもので、植えたのは初めて。

ゴマよりも小さな種から小さな芽が出てきて、あれよあれよという間に茎が伸びて、花を咲かせた。

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思っていたよりも大きくて、鮮やかな赤。



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内側が白くなっているのもあった。



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ピンクも綺麗。
ポピーの花には黄色や白のもあるみたいだけど、ウチのはこの色だけみたいだ。

寿命を迎えた花は、花びらがバラバラになって落ちた。
潔い散り方だ。

開花の期間は短いけど、十分に楽しませてもらった。

この花が終わったら、次は恒例の “朝顔” を植えるとしよう。
小さなベランダでの、ささやかな楽しみ。

posted by 代表 at 12:21| 動物・植物

2023年04月30日

最近の出来事 2023.4【後編】/夢見ヶ崎動物公園


【前編からの続き】

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4/17、この日は暖かな陽気だったので、ブラウンキツネザルのコシアン♀が外に出ていた。

飼育員さんが掃除をしていると、肩に飛び乗った。

その後、膝に移り・・・



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胸ポケットの中に手を入れて・・・



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ボールペンを取り出して、「ガシ、ガシ」 と、かじっていた。笑




珍しくアユミ♀が見てくれている写真が撮れたので、貼っておきます。

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そうそう、最近、ブラウンキツネザルのアキラ♂を見かけないと思ったら、入院しているとの情報が。

尻尾が曲がってしまっていて、その治療をしているとのこと。


【5/20追記】 入院後、アキラは死んでしまったそうです。



また、残念なお知らせが。

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体調を崩して入院していたクロキツネザルのハルオ♂が死んでしまった。

体調が回復し、展示に戻した翌日のことだった。



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紹介も新調されたばかりだったのに、これも外されてしまっていた。


動物園を日々観察していると、嬉しいことだけでなく、悲しいことにも向き合うことになる。
仕様のないことだ。




次に、ちょっと心配な話。

コバタンのタタラ♂がクチバシの下側を怪我して、バックヤードにある病院に移ったそう。

重症ではないそうなので、早く治って戻ってきて欲しい。


ちなみに、怪我をさせたのは隣の部屋にいるツバサ♂の疑いが。
ツバサの攻撃性については、私もずっと心配をしていた。
昨年8月の「最近の出来事」に書いたが、タタラにちょっかいを出す現場を目撃したからだ。
その時は、間一髪で逃げていたのだが。


でも、逆側の隣にいるシロビタイムジオウムのチーコ♀にも狂暴性があると聞いているので、特定できない。


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↑同居していたヒメ♀は、ひとりになって寂しそうな感じ。4/27撮影

タタラがいる時は、ちょっとした芸を見せてくれることもあったのに。



今度は、良い話。 

4/27、アメリカアカリスの子どもを見つけた。

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この春に生まれた子だ。


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今のところ、見たのは1頭だけ。

お腹の大きなメスがいたので、更に増えるかも。楽しみ〜




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最近、ロバのカグヤ♀が散歩する様子を見かけるようになった。

運動量を増やす為だそうだ。


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好きな飼育員さんに “頬ずり” していた。

この飼育員さんのことはヤギのタンゴ♂も大好き。

カグヤの世話をしていると、タンゴが “やきもち” を焼いて、扉を角でガンガンと突いてアピールしていた。笑




また心配な話。

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マーコールのグラタン♂だけど、最近、視力が落ちてしまったとのこと。

「頭を強く打ちつけ合う」オスにみられることがあるそう。
歩くのがとてもゆっくりだし、座っていることも多い。
同じ場所をグルグルと回ったりしている。

飼育員さんによると、小さなオスに対しても警戒しているのだとか。




次は、全然心配ではない話。

最年少フンボルトペンギンのスモア♂は、自分の部屋が無い。

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またもや、排水口の上でくつろいでいた。

相変わらずカワイイ〜




最後にホンドタヌキのゲンマイ♀の話。

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育ての親である獣医さんが4月から園長に就任したことで現場から離れてしまい、ひと月以上もゲンマイに会えていなかったのだとか。

久しぶりに会いに行く様子をたまたま居合わせたので見ることができた。



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ゲンマイ、園長を見つけるなり 「キューン、キューン」 と声を出していた。



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撫でられるゲンマイ。気持ちよさそうで、犬のように甘えていた。

会う前、園長は「私を忘れてしまっていないかな」 と言っていたが、その心配は全くいらなかった。
ゲンマイは忘れていなかった。

園長の仕事は多忙で飼育現場になかなか行けないそうだが、たまには、ゲンマイに会いに行ってあげてほしいなー


【おわり】
posted by 代表 at 18:09| 動物・植物