
我が家で毎朝活躍している皿があります。
直径 190mm、食パンを載せるのにちょうど良いサイズ。
半磁器製(赤土と磁器を混ぜたもの)で、釉薬はマットな白色。
やや厚みがあり、端部分の丸みが可愛らしい。
そこがお気に入り。
それが最近、表面のひび割れが目立ってきたので、そろそろ替え時かな?
「貫入」と思えばいいけれど、ちょっと気になるんだよなー。
いつか捨てる前に、ブログに書き残しておこうと思った次第。
この皿は、タイムスタジオという会社がデザイン・販売していたもので、約30年前に入手しました。
当時の私は、ヤマギワ(株)で照明の開発部に在籍。
オフィスビルの一画で行われていた「年末社員セール(みたいな)」で4枚購入して、今は2枚になりました。
(ひびが多いものは、妻が食器棚を整理した時に捨てちゃった)
その頃にタイムスタジオの存在と、ヤマギワの関連会社であることを知りました。

この小さなスプーンは、ヤマギワ在籍時「誕生会」でもらったもの。
誕生月になると、その月生まれの社員が本社に呼ばれ、ちょっとしたお話をした後にプレゼントされていました。
ナイフの入手方法は忘れてしまった。
このスプーンとナイフは、まだまだ使えそうだ。

ナイフの刃の付け根部分のアップ。
これがタイムスタジオのロゴマーク。
実は、この会社のことをあまり知らないので、ネットで調べてみました。
株式会社 タイムスタジオ
1977年10月に設立。
1979年3月に松屋銀座にあるデザインギャラリー1953で、企画展を開催。
【その企画展を紹介しているオフィシャルサイトからの抜粋です↓】
第233回デザインギャラリー1953「タイムスタジオの食器展」
1979年3月 2日〜14日
新鮮な感覚の食器群が誕生しました。とにかくごらんいただきたく存じます。タイムスタジオとは荻野克彦、本沢和雄、杉本貴志で創立したデザインスタジオです。(亀倉雄策)
このくらいしか、分かりませんでした。
でもいいのです。
もう、とっくの昔に無くなってしまったブランド。
たまに見ると、入手時の嬉しさや懐かしさが、当時の思い出とともに蘇ります。
2021年5月24日追記します。
資料の片付けをしていたら当時のヤマギワ ギフトカタログが出てきて、そこにタイムスタジオの製品が掲載されていました。
記録の為に掲載します。
掲載されたいたカタログは、昭和60年(1985年)版〜62年版の3年分です。



