風呂に湯をためようと給湯器のボタンを押したところ、湯が出てこない。故障したようだ。
23年も使っていたんだから、もう寿命だろう。
5年くらい前から、同じマンションの住人たちに 「壊れて、交換した」 との話は聞いていた。
ウチもそのうちに・・・とは思っていたんだけど。
いきなり壊れるものなんだね。
翌朝、マンションの管理会社に相談したところ 「取引のある業者は在庫が無く、直ぐには入荷しない」 と、つれないお返事。
2〜3日前に故障したというお宅にも相談しようかと、ピンポンしたけれど留守だった。
ネットで業者を探すと、数ある中に見覚えのある社名が。
数年前に交換したお宅が 「安くしてくれた」 と言ってたところだ。
早速、見積りを依頼し、他とも相見積りを取ったが、やはり、その会社の価格が低い。
在庫もあったので、迷いなく発注し、4日後の工事が決定した。
昨年、知人から 「在庫が無くて、交換に4カ月もかかった」 と聞いていたので、不安だったんだ。
運が良かったのかもしれない。
工事に来てくれたのは、20代中頃で、人の好さそうなお兄さん。
地方に住む知人の話し方に似ていたので 「お国はどちら?」 と聞いたら、「自分、日本です」 「日本人です」って。 笑
可笑しかったのでネットで調べてみたら、「お国は…」 は既に死語みたいで、若い人には通じないのだそう。
あえて古い言葉で聞いてみたんだけど、笑い話になってしまった。
作業の途中、不足部品を近場のホームセンターに買いに行ったりしてたけど、サクッと工事完了。
お兄さん曰く 「ガス器具の交換は簡単」 なのだとか。

新しい給湯器の内部。
ケースに隙間があるのは、機械部分がコンパクトになったから。
省資源化だ。

黒いカバーの下に隠れているのが半導体を使っている電子部品で、これが中国から入荷しにくい状況だったみたい。


キッチンと風呂場のリモコンがシンプルで良かった。
「お風呂が沸きました」 と、女性の声で知らせてくれてビックリ。
故障中、私は電気ポットのお湯を使って身体を拭いたり、洗ったりしていたんだけど、namiemi は銭湯に行ってきた。
高齢の三毛猫が番台に居るところ。
サウナもあって、楽しかったみたい。
壊れた時は焦ったけど、今となっては良い思い出。
家で風呂に入れることに改めて感謝。