
2022年10月、自転車メーカーから 『リコール(無償交換)のお知らせ』 が郵送で届いた。
リムが錆びたり、凹んだり、ひび割れをしたりするのだとか。
「そんなことあるのかい」 と思いつつ、自転車置場へ。
うわー!
後ろの車輪に、亀裂が20cmにも渡って入っている。
お知らせハガキにあった事例写真よりも、ずっとヒドイではないか。
この自転車は妻が使っているものだけど、定期的に私がタイヤの空気を入れていた。
今まで気がつかなかったから、短期間に亀裂が進んだみたいだ。
購入したのは2020年3月。
2年半しか経っていないし、使うにしても近所の買物がメインで走行距離は少ない。
駐輪場には屋根があるので、雨に濡れることは無い。
それなのに、この劣化は酷いぞ。
すぐさま購入した店に連絡を入れて、持ち込んだ。
店主も驚きを隠せず、 「これには乗らないほうがいい」 ということで、即入院。
それから待つこと19日間。
修理が済んだとの連絡を受け、引き取りに。

前後とも新しいリムに交換されていて、青く光るラベルが貼られていた。
そこには 『SUPER STAINLESS』 の文字が。 苦笑
リコールがあると、ユーザーは不便になるし、販売店も気の毒だ。
対処する側も、かなりの労力と費用がかかる。
私もモノづくりに携わる者として、気を引き締めていかないとな。
ついでに言うと、品質については担当者だけでなく、経営者も留意しないといけないんだけどね。