2022年12月31日

最近の出来事 2022.12/夢見ヶ崎動物公園


とうとう大晦日になってしまった。

『夢見ヶ崎動物公園・最近の出来事』 も今年最後の12月分です。


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動物公園には多くの花壇があって、地元の小学生が植えてくれている。


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季節ごとの様々な花が楽しめる。



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飼育員さんが、枯れた桜の枝を伐採していた。

枝が落ちた瞬間、ヤギのタンゴ♂だけが走って逃げた。

ライ♀、ユベシ♀、ロバのカグヤ♀は全く動じない。

飼育員さんによると、ああ見えてタンゴはビビりなんだって。


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↑タンゴ♂



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ニホンアナグマの部屋に、大量の枯葉が入れられていた。

それをキョウコ♀がせっせとかき集めていた。



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ホンドタヌキのゲンマイ♀の部屋も枯葉がいっぱい。

突然、何かを始めたので口元を見ると、ゆで卵の白身を咥えているではないか。

鼻先で枯葉を掘って隠していた。

白身が苦手で、食べ残しているのをよく見かける。

落ち葉があるときは、そうやって隠していたんだな。笑



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この時期に発情する動物もいる。

アメリカアカリスのサンタロウ♂は、(たぶん)コユキ♀に乗りかかっていた。

この時期はメスの体の方が大きく見えるな。

マーコールのボス・ゲンゴロウ♂も発情しているし、フンボルトペンギンは2組の抱卵が確認できた。



フンボルトペンギンといえば、悲しいことが。


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1羽のオスがいなくなった。

以前から、息苦しそうだったり、獣医さんが投薬する様子を見かけていたんだけど、とうとう死んでしまったのだ。


パートナーのメス(タグは茶と青)とは、すごく仲が良かったのにね。

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今年の春には待望の抱卵が確認できた。

ヒナの誕生を期待していた矢先、卵が(たぶん)カラスに盗られてしまった。

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未亡人(未亡ペン)となった夢見ヶ崎動物公園で一番の美人ペンギン。

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それに追い打ちを掛けるような災難が。

他のカップルに部屋を乗っ取られてしまったのだ。

自分の部屋を持っていない最年少ペンギン、スピカ(姉)とスモア(弟)と同じ “宿無し” になっちゃった。

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ちょっと残念な話題でした。



次、サルのこと。

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ブラウンキツネザルのアユミ♀が近くに寄ってきてくれた。

その時は、「カワイイ〜」 「嬉しい〜」 と思ったけど、考えてみたら、エサを期待して来たんだろうな。

ねだるように手を出すこともあるし。



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フサオマキザルの前も近くに寄れないように囲いがされていた。

飼育員さんに聞いたら、(やはり)エサやりを防止する為のものだそう。

困ったものだ。



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↑ マキオ♂ の場合は、エサも欲しがるけど、人の持ち物を奪って、破壊してしまうので、要注意ですぞ。

絶対、側には近づかないでおこう。



最後に、まん丸のゲンマイさんでお別れ。

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今年も1年、ありがとうございました。

寒い日が続きますが、どうぞご自愛ください。

posted by 代表 at 14:59| 動物・植物