とうとう大晦日になってしまった。
『夢見ヶ崎動物公園・最近の出来事』 も今年最後の12月分です。

動物公園には多くの花壇があって、地元の小学生が植えてくれている。
季節ごとの様々な花が楽しめる。
飼育員さんが、枯れた桜の枝を伐採していた。
枝が落ちた瞬間、ヤギのタンゴ♂だけが走って逃げた。
ライ♀、ユベシ♀、ロバのカグヤ♀は全く動じない。
飼育員さんによると、ああ見えてタンゴはビビりなんだって。
↑タンゴ♂

ニホンアナグマの部屋に、大量の枯葉が入れられていた。
それをキョウコ♀がせっせとかき集めていた。

ホンドタヌキのゲンマイ♀の部屋も枯葉がいっぱい。
突然、何かを始めたので口元を見ると、ゆで卵の白身を咥えているではないか。
鼻先で枯葉を掘って隠していた。
白身が苦手で、食べ残しているのをよく見かける。
落ち葉があるときは、そうやって隠していたんだな。笑
この時期に発情する動物もいる。
アメリカアカリスのサンタロウ♂は、(たぶん)コユキ♀に乗りかかっていた。
この時期はメスの体の方が大きく見えるな。
マーコールのボス・ゲンゴロウ♂も発情しているし、フンボルトペンギンは2組の抱卵が確認できた。
フンボルトペンギンといえば、悲しいことが。

1羽のオスがいなくなった。
以前から、息苦しそうだったり、獣医さんが投薬する様子を見かけていたんだけど、とうとう死んでしまったのだ。
パートナーのメス(タグは茶と青)とは、すごく仲が良かったのにね。

今年の春には待望の抱卵が確認できた。
ヒナの誕生を期待していた矢先、卵が(たぶん)カラスに盗られてしまった。

未亡人(未亡ペン)となった夢見ヶ崎動物公園で一番の美人ペンギン。

それに追い打ちを掛けるような災難が。
他のカップルに部屋を乗っ取られてしまったのだ。
自分の部屋を持っていない最年少ペンギン、スピカ(姉)とスモア(弟)と同じ “宿無し” になっちゃった。
ちょっと残念な話題でした。
次、サルのこと。
ブラウンキツネザルのアユミ♀が近くに寄ってきてくれた。
その時は、「カワイイ〜」 「嬉しい〜」 と思ったけど、考えてみたら、エサを期待して来たんだろうな。
ねだるように手を出すこともあるし。
フサオマキザルの前も近くに寄れないように囲いがされていた。
飼育員さんに聞いたら、(やはり)エサやりを防止する為のものだそう。
困ったものだ。

↑ マキオ♂ の場合は、エサも欲しがるけど、人の持ち物を奪って、破壊してしまうので、要注意ですぞ。
絶対、側には近づかないでおこう。
最後に、まん丸のゲンマイさんでお別れ。
今年も1年、ありがとうございました。
寒い日が続きますが、どうぞご自愛ください。
タグ:夢見ヶ崎動物公園