
昨年12月、『毛引き症』 により寒さに耐えられなくなったヨウムのウル♀。
震えていたので、暖房設備のあるバックヤードに移されました。
その時点で 『ヨウムの案内』 も外されたのですが、今年の8月初旬、また展示に戻ってきてくれました。
そこで namiemi、案内をリニューアルして描き起こしました。
今回のもので 『夢見ヶ崎動物公園 案内』は42作目となります。

案内は手前の柵に吊るしていただきました。

展示に戻ってから約2カ月が経過し、最初は少なめだったおしゃべりが多くなってきました。
そして、ここに来て新しいのを覚えたみたいで、レパートリーが増えています。
ウルは人の言葉は話さない子ですが、代わりに様々な鳴き声を発します。
どれも何かの真似をしていると思うのですが、出どころがよく分かりません。
「ホ〜 ホケキョ」 は、加瀬山にやってくるウグイスに教えてもらったのかな?

夢見ヶ崎動物公園のインコとオウムは、人に慣れていて、一緒に遊びたいと思っている子が多いようです。
近くに来た人をジッと観察し、興味を持つと、目の前まで寄ってきてくれます。
ウルは近くまで来ることはありませんが、「一緒に鳴こうよ」って感じで声を掛けてくるのです。
その時は、同じ 『鳴き声』 で返してあげてくださいね。
ウルの 『毛引き症』 は、まだ続いていて、クチバシで羽を抜いているのを頻繁に見かけます。
体の羽は展示に戻ってきた8月よりも少なくなっていて、ボサボサ〜
このままだと気温が低くなる冬には、またバックヤードに移ることになるかもしれません。
それも仕方のないことです。
季節によって場所を変えるのは、渡り鳥には普通のことだしね。
「渡り鳥なの? ウル」
※違います