海外照明器具の日本総代理店をされている林物産さんと、LED電球メーカーのビートソニックさんの合同内覧会に行ってきた。
会場は、南青山の 『LIGHT BOX STUDIO AOYAMA』

ここに来るのは、スタジオノイさんが主催した、チェコの照明器具メーカー・BOMMA(ボマ)の展示会以来。
骨董通りをすぐ脇に入ったところにあるんだけど、中々雰囲気のある建物でしょ。

受付を済ませて中に進むと、カラフルなテーブルスタンドが目に入る。
ヴァーナー・パントンさんが1968年にデザインした 『フラワーポット』 のテーブルスタンドだ。

あれ? 小さくなってる。
そう、バッテリーが内蔵されたポータブルの仕様が新たに発売されたのだった。
シェード頂上にある金具が、スイッチ兼タッチ調光になっていて、そこに触れて遊ぶ。
その右上にあるのがオリジナルのペンダントタイプ。
実は、このフラワーポット、元々はルイスポールセンが製造販売していたのだそう。
私が勤め始めた1995年にはカタログ掲載は無かった。
理由を聞くと、「温度が入らない」とのこと。
照明器具には、法的に 『温度基準』 があって、決められた基準内に収まっていないと商品化できないのだ。
考えられるのは、ソケットの口金部分か、シェードの外殻温度が基準値以上だったということか。
この器具は、ランプを上下2つのシェードで挟んでいるので、光はそこから漏れたものしか出てこない。
そうなると、最低でも60Wは入れたいところだけど、それは無理だったのだろう。
電球が(ほぼ)LEDに置き換わった今では、温度の問題は解消された。
でも、使うにはちょっと暗いような…。

MELT CHANDELIER の大きいものが展示されていた。
グローブはポリカ製。
すごい迫力だ!

2階は、ビートソニックさんのLED電球が展示されていた。
こちらの電球は、見た目は白熱電球と同じ。
フロストのタイプは、輝度が抑えられていて目に優しい。
(その分、暗いけど)
最近、こちらのランプを使う機会が増えてきた。
ひと通り説明をしてもらい、電球とカタログをお土産でいただいて、会場を後に。
そして、地元の元住吉駅に戻り、串カツを食べながらの反省会をしてから帰宅。
この日は、青山と渋谷を結構歩いたので少々疲れてはいたけれど、酔いを醒ましながら、店から(30分かけて)ウォーキング。
ま、健康的だな。