6月23日のこと。
いつものように夢見ヶ崎動物公園を散歩していたら、雰囲気が違うのに気がついた。
ん?
おー−、朗報です!
インコ舎を覆っていたアクリル板が撤去されていました。

早速、飼育員さんに聞いてみると、「さっき外したばかりなんですよー」とのこと。
いつもよりも鳥たちの鳴き声が大きかったんで、何だろう? と思ったんだ。
アクリル板で覆っていたのは寒さ対策ではなくて、鳥インフルエンザ予防の為。
今年は外すのが例年よりもずいぶんと遅くなってしまった。
農林水産省から発表される「発生状況」を見ての判断だから、こればっかりは仕方がない。
アクリル板があると、反射で中が見えづらいし、聞こえる声も小さくなってしまう。
クジャク舎の覆いはアクリル板でなくビニールシートなので、ホコリが付きやすくて、更に見づらい状況だった。

ルリコンゴウインコのコウ♂は、久しぶりに直に見ると、羽がとても鮮やかに感じた。
さて、ようやくカバーが外された鳥たち、この日はかなり興奮した様子。
コバタンのヒメちゃん♀は、普段はおしとやかな性格だけど、目の前まで飛んできたと思ったら、冠羽(かんう)を逆立てながら元気な挨拶をしてくれた。


タタラ♂も同じように 「コンニチハ」と挨拶したと思ったら、羽をバタバタさせての大暴れ。


とても嬉しそう。
アオボウシインコのチコ♂も、格子から足やクチバシを突き出してしまうくらい近くに来てくれた。

ちなみに、この子は電話の着信音 「プルルルル〜」 の真似が得意です。
インコ舎やクジャク舎以外のオオタカやニシトビの覆いも外されていて、よく見えるようになっていました。
道にまかれていた石灰も無くなるし、良かった、良かった〜