夢見ヶ崎動物公園を散歩していたら、甘い香りが。

蠟梅(ロウバイ)だ。
丸みのある黄色い花が可愛らしい。
まだ最高気温は10℃に届かないけど、季節は確実に進んでいます。
動物たちにも変化がありました。
それは必ずしも良いことばかりではないけれど、生き物は皆、変わっていくものだから仕方の無いこと。
最初はシマウマの話。
散歩に出るのがいつもよりも遅くなってしまったので動物園は閉園していた。
息子のアースが部屋に戻って終了のはずなんだけど、この日は父親のビリーがいるではないか。
「あれ、何かあったのかな?」
その後、図書館に寄ってから戻ると、まだビリーが部屋に入っていない。
翌日も同様。
「これは何かある」と思い、飼育員さんに聞いてみることに。
(ビリーの亡き妻、ミドリも同じようなことがあったので)
以下は、飼育員さんのお話(要約)
・ 5日くらい前に、ずっと地面に寝ていて、立ち上がらないことがあった。
・脚に痛みがあると判断。鎮痛剤を投与し、立ち上がれるようになった。
・蹄(ひずめ)が伸びすぎてしまい、そこに痛みが出たのかも。
・蹄が伸びすぎた原因で考えられるのは、老化と運動不足から。
・後日、削蹄する予定。

↑随分良くなったそう。
ビリーは現在24歳。
8月で25歳を迎える。
ハートマンヤマシマウマの(飼育下)寿命は25年程度だそう。
このまま、ご長寿シマウマとしてギネスを目指してほしい。

続いて、マーコールの新ボス、ゲンゴロウのその後。
怪我をした右前脚の蹄は、まだ完治していない様子。
ライバルのオスと接したくないのか、高い場所に潜んでいた。

ヨームのウル♀のその後。
毛引き症(自分の羽を抜いてしまう病気)でバックヤードに移されたウルだけど、現在は園内の病院にいるそう。
そこに移ってからは毛引きの行動が収まり、羽が復活しつつあるとのこと。
これは朗報。
展示に戻ってこれるかもしれない。
先日、レッサーパンダ舎の側でウルの鳴く声が聞こえました。
元気そうで何より。
(上の画像は、展示されていた時のもの)
動物たちも、いろいろなことがあるよね。
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