動物園の話が続きます。
先日のこと、仕事に切りがついたので近所の動物公園へ散歩に出かけた。
既に午後4時が過ぎ、動物たちは部屋に戻っている時間。
しかし、ハートマンヤマシマウマのミドリが外にいて、地面に寝ているではないか。

いつも展示の終わりの時間は息子のビリーが出ていたので、何か異変を感じた。
よく見ると、ミドリの顔に傷が。
何処かにぶつけたの?
時おり頭を上げるとフラフラした様子。
ぶつけたせい?
それとも、寝ぼけているだけなの?
・・・分からん。
心配になって飼育員さんに聞いてみると、
・顔の傷は部屋の中で立ち上がる際によろけて、顔を壁(フェンス?)にぶつけてしまったそう。
・最近、脚の状態が悪くて、立ち上がるのに苦労しているそう。
・部屋の床はコンクリートで滑るので、立ち上がるのに楽な外へ出してあげる時間を多くしているそう。
・痛み止めを与えているそう。
確かに、外だと地面は土で踏ん張れるし、壁がないので顔をぶつける心配はないからね。
しばらく観察していたら、ミドリが立ち上がった。
後ろ脚に力が入らないのか、一度で立ち上がれない。
3度ほど試みて、ようやく立つことができた。

痛々しい顔の傷

膝の裏側も血がにじんでいた。
早く痛みが引けばいいんだけど。
ミドリは今年で23歳。
ハートマンヤマシマウマの飼育下での寿命は25〜30年。
野生だと20年だそうなので、もうかなりの高齢なんだよね。
20歳を過ぎると個体差が特に出るとのこと。
この動物園で4頭の子ども(アース♂、イブキ♂、オリーブ♀、キララ♀)を産んでくれたお母さん。
長生きしてほしいなー
タグ:夢見ヶ崎動物公園