
鉄瓶を2週間くらい使ってみた。
見た目は丸くてかわいいけど、伝統的な製法で作った少々高価なもの。
既に使い慣らしているものをお借りしたので、そのまま気兼ねなく使うことができた。
鉄瓶で湯を沸かすと『まろやかな味』になると聞いていたけど、実際に使ってみると確かにそのようだ。
お湯も優しい味になるし、それで淹れたコーヒーもまろやかになった。
今日は紅茶で試してみた。
飲み慣れている茶葉を使って、葉や湯の量、浸す時間を同じにして、ステンレスのヤカンで沸かしたお湯と比べる。
鉄瓶の湯で淹れた紅茶は、渋みが少ない。 (私は渋いのが好き派)
何でなのか調べてみると、お茶に含まれるタンニンが鉄と反応して、渋みが押さえられるそうな。
で、困ったことに、その反応によって鉄分が体内に吸収されにくいということも起きてしまうみたい。
鉄瓶を使うメリットは、鉄分補給にあるのにー。
それなら、鉄瓶で沸かしたお湯でお茶は淹れないほうがいいな。
そういえば、コーヒーもタンニンが入っていた。
鉄瓶で沸かした湯ではコーヒーやお茶は淹れないで、そのまま白湯として飲むのがいいのかも。
明日の朝から、そうすることにしよう。